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EN HOUSE がフルリニューアル&モデルハウス兼宿泊施設「EN BASE」完成

プラスディー設計室の規格型住宅EN HOUSEがリニューアルします。
note記事にも転載
EN HOUSEの新たなコンセプトは

ずっと心地よい暮らし。

 地域と自然のものを大切に、無理なくつくる。
 当たり前の家づくりと最高の心地よさを追求。
 EN HOUSEが目指すのは幸せの循環です。

基本的な考え方は変わっていません。今だからこそ、弊社だからこそ、あるべき住宅の在り方は何だろうと、徹底的に考え直しました。
そして、規格型住宅であるからこそ、コストを抑えつつ、「ずっと心地よい暮らし」を徹底的に追及した新しい「EN HOUSE」をつくることができました。そしてEN HOUSEのモデルハウス兼宿泊施設&レンタルスペースとして「EN BASE」も完成しました。

「心地よい」とは、心が満たされ、気分が良く、快適で、安らぐような感覚を意味します。快適な建築であることは当然ながら一番重要なのですが、何よりも「心が満たされている」ということが重要だと思うのです。

そもそも、新築でマイホームを建てるという意味や意義はここ数年で大きく変わってきています。それはやはり建築価格高騰と光熱費高騰、そして環境悪化・地球温暖化が背景にあります。さらには、ライフスタイルや価値観の変化、地方と都市の関係、過疎化、空き家など様々な要素も影響を受けるでしょう。そのような高いハードルのなかで「新築で家を建てる」ということは、賃貸や中古では得られないような快適性と末永く資産価値を持ち、ずっと心地よく暮らせる住宅である必要があります。

「ずっと心地よい暮らし」のために

「ずっと心地よい暮らし」を達成するためには当然ながら「快適性」がまずは最重要です。そのために、日本最高の断熱等級+パッシブデザインにより、どの部屋も冬暖かく、夏涼しい住宅となっています。快適だけではなく、家族の健康にも大きく影響します。

そして、EN HOUSEの一番の特色は「脱炭素(LCA)」に徹底的にこだわっていることです。地球の二酸化炭素濃度は、人類が誕生して以来、一度も経験したことのない危険なレベルに達しました。 世界中の科学者たちは、さらに海水面および気温が上昇し、災害が激化することを警告しています。子供達、孫の世代まで心地よく住める地球環境を守るために、二酸化炭素を抑えて地球温暖化を防ぐことは必要不可欠です。しかしながら、家づくりにおいて「環境に良い」と宣伝している家づくりは無数にありますが、「どれくらい環境に良いのか?」という数値やデータに基づいた本気で取り組んでいる会社はほとんどないのが現実です。しかし、世界標準においてはそれを数値化して取り組むことが求められてきています。それが、ライフライクルアセスメント「LCA」という建築において製造・施工・使用(居住)・解体に致るまでの建築物のライフサイクル全体において発生するカーボン(CO2)を算定・評価するものです。EN HOUSEでは、環境先進地デンマークで活躍されている環境エンジニア蒔田智則氏(ヘンリック・イノベーション)と共に「コンクリートを使わない基礎」「石油製品ではなく自然素材」「地域の素材でつくる」「超省エネ住宅」等による脱炭素(LCA)への追求を一番の主軸とした住宅としております。
世界中ではEUを中心に建築におけるCO2排出量規制が始まっており、日本も2030年に始まる予定です。世界では「CO2をたくさん出す建物」の価値が暴落するルール(ブラウン・ディスカウント)が広まっており、将来「負動産」にならない、世界基準の資産価値を持つ家をつくる必要があると考えております。何より、この家に住むことは、子供達の未来を守っていることにもつながるという「想い」を大事にしたいです。

さらには「低燃費」であること。高い断熱性能とパッシブハウスに加え、建物全体を温度ムラのない空間を実現する全館空調設計により、光熱費を低く抑えることができます。エアコンは市販の6畳用エアコンで全館空調を実現しており導入費用も取替費用も低額で済みます。さらには太陽光発電によりほぼ光熱費のかからない、または電気代がプラスになる住宅を実現できます。今後もエネルギー価格が上昇し光熱費も上昇傾向にあるなかで、財布に優しい低燃費であることの安心感も心地よさにつながるはずです。

そして耐震性と可変性のある「躯体性能」。デンマーク在住の構造家金田泰裕氏の設計による構造躯体は、高い耐震性能(耐震等級3相当)と将来的に可変性のある間取りを実現しています。特徴的な鉄骨版石場建て(BGF工法)は設備のメンテナンスや改修もしやすく、将来的な曳家も可能です。広い無柱空間でライフスタイルに合わせて間取りの変更もしやすい構造となっています。

他にも、一般的な工務店でもつくれることにもこだわっており、一般的な工法であることや工務店への省エネ住宅の講義や指導もセットになっていることがこのEN HOUSEの特徴でもあります。設計事務所である私達だからこそ、全国どこでも、地域の工務店が建てれるような仕様となっており、省エネ住宅の知識や技術向上につながっていければと考えております。そのことが、日本全体の省エネ化、そして脱炭素につながっていくと信じています。

モデルとしては、「平屋プラン」と「2階建てプラン」があり、それぞれ「脱炭素モデル」、「バランスモデル」がございます。バランスモデルはEN HOUSEの基本的な考えを取り入れながらも、断熱等級は少し落とし仕様を簡素化したコストパフォーマンスも追及したモデルになります。

この度、EN HOUSEのモデルハウス兼宿泊施設&レンタルスペースとして「EN BASE」もリリースしました。こちらは「2階建てプラン&脱炭素モデル」となっております。このEN BASEはモデルハウスとして見学はできるのはもちろんですが、超快適な宿泊施設にもなっており、宿泊体験をすることが可能です。レンタルスペースとしても貸し出し可能ですので、料理教室やセミナー、ワークショップ等、ぜひ一度この快適な空間を体験してもらいたいと考えております。※弊社で家づくりを頼まなくても、誰でも全然利用できます。※現在専用HP製作中

宿泊のご予約:
・公式宿泊予約 https://en-base.airhost.co/ja/houses/611380
・Airbnb airbnb.jp/h/enbase
レンタルスペースご予約:
【リクエスト受付】フォーム 

「EN BASE」基本スペック ※2階建てプラン 脱炭素モデル 

・住所:鹿児島県鹿屋市打馬2丁目
・1階床面積:66.99㎡、2階床面積:29.53㎡、延べ床面積:99.52㎡
・構造:木造2階建て 
・基礎:BGF工法 ※鉄筋コンクリートを一切使わない鉄骨版石場建て
・断熱性能:断熱等級7(HEAT20 G3) UA値:0.24(W/㎡K)
・耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算)相当 ※申請中
・設計監理:株式会社プラスディー設計室
・施工:有限会社マルタ建設
・環境、断熱計画:henrik-innovation 蒔田智則氏
・構造設計:yasuhirokaneda STRUTURE 金田泰裕氏

※現在、平屋プラン(バランスモデル)も計画中で、来年度竣工予定です。
EN HOUSE 平屋プラン(バランスモデル)スペック ※予定です
・住所:宮崎県都城市
・1階床面積:79.5㎡(24.0坪)
・構造:木造平屋建て 
・基礎:BGF工法 ※鉄筋コンクリートを一切使わない鉄骨版石場建て
・断熱性能:断熱等級6(HEAT20 G2) UA値:0.3(W/㎡K)程度
・耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算) 

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計画中の平屋プラン。シンプルな切妻屋根の小さな住まいとなっています。

EN HOUSEの建築にご興味のある方は、まずはお問合せください。もちろんモデルハウスのご見学も可能です。

EN BASEの建築においては、お客様はプラスディー設計室と設計監理委託契約、施工する工務店と建築工事請負契約をそれぞれ請けることとなります。規格型住宅ですので、基本的な基準価格は決まっておりますが、請け負う工務店により多少前後します。
なお、全国どこでも建築可能です。ただし、以下の条件で施工を受けてくれる工務店がいる地域に限ります(難しいことではありません)。
工務店の条件:
・省エネ住宅を普段施工している、または施工しようと思っていること。
・現場監督を付けること(弊社の設計図を理解し適切な施工管理ができる)
・弊社の省エネレクチャーを2時間受けること(現場監督や下請業者)

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梁をあえて表しにしているのは、将来壁や間仕切りをつくやすいように。
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高気密高断熱だからこそ、外を感じるテラス空間を大事にしたい。
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お庭の植栽が映える、南側の大きな窓には電動外付けブラインドを設置。
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食洗機付システムキッチン+センターカウンターの構成。高気密を保つ室内循環フードを採用。
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ツインルームの寝室を2部屋ご用意。
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洗面コーナー。脱衣室を分けることにより、他の人に気兼ねなくお風呂に入れます。
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2階のフリールーム。書斎コーナーを設置しています。
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リビングとつながる和室空間。大人数の時は宿泊部屋にも。
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エントランス。植栽の足元には桜島の溶岩も使用しています。
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料理教室等もやりやすいように、シンク付きのセンターカウンターを設置。モールテックス仕上。
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外壁は鹿児島県産の杉下見張。床下空間は抜けています。
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1階PLAN レンタルスペースで様々な使い方ができるように仕切りのない大空間を実現。
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2階PLAN 2つの寝室と仕事もできるフリースペース
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宙に浮いている感じの断面図。断熱は床210㎜、壁195㎜、天井430㎜のセルロースファイバー。

「EN BASE」の脱炭素 LCAアプローチ紹介

基本的なアプローチの考え方
・鉄筋コンクリートや石油製品を極力使わない。
・地域、近場の素材や製品でつくる。輸送CO2を減らす。
・自然由来素材でつくる。心地良さを大事にする。
・周囲への環境を配慮する。関係性を大事にする。
・地域の工務店や大工さんで出来る工法。
・植栽、土中環境を大事にする。植物や土中が取り組むCO2も配慮。
・LIXILサステナビリティ企画推進部との連携想定でLIXIL製品を優先。


・構造材:杉 ※宮崎県産材。プレカットは都城市。
・基礎:鉄骨版石場建て(BGF工法)※脱鉄筋コンクリート、脱ベタ基礎 
・断熱:デコス セルロースファイバー 床210㎜、壁195㎜、天井430㎜ 
    ※リサイクル新聞紙でつくられた断熱材
・玄関扉:LIXIL グランデル2 ハイグレード仕様 0.79W/m²・K
・サッシ:LIXIL 樹脂サッシEW トリプルガス(クリプトン)0.79W/m²・K
・外付けブラインド:電動ブラインド ブレイユ ※耐風速44m/s相当
・室内カーテン:ハニカムサーモスクリーン ※必要な窓のみ
・屋根:アスファルトシングル アルマ 
・外壁:鹿児島県産杉 下見張
・外壁耐力面材:モイスTM ※天然の粘土鉱物バーミュキライト
・内壁仕上:マシュマロタッチ ※与那国島産の化石サンゴが主材
・内壁下地:チヨダサーキュラーせっこうボード
      ※廃石膏ボードを100%再生利用
・フローリング:国内産 檜 15mm無垢フローリング ※都城市で製造
・フロアタイル:HUB&STOCK 未活用建材(未使用 リサイクル材)
・天井板:鹿児島県産杉羽目板 スリット付 ※ドリーミィ大和
・全館空調エアコン:6畳用エアコン1台(夏用と冬用で1台ずつ)APF7.4
・24時間換気扇:全熱交換型ダクト式セントラル空調 温度交換効率90%
・キッチン:LIXIL シエラS 255㎝+造作センターカウンター
・レンジフード:室内循環フード
・浴室:LIXIL リデア UB1616サイズユニットバス
・エコキュート:おひさまエコキュート 460L 年間給湯保温効率3.6
・太陽光+蓄電池:太陽光6.72KW+蓄電池15kWh ※ほぼオフグリッド可

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